6:
◯答弁(
観光課長) 今年度の9月補正におきまして、
G7広島サミットに向けた地域の魅力発信事業に関する予算措置をいただきまして、現在、外務省や海外プレス向けの動画撮影等を進めているほか、
G7広島サミット参加各国の海外メディア等を対象とした本県の視察団実施を予定しております。また、この事業につきましては、サミット開催前後におきまして、首都圏を中心とする国内に県の魅力を発信していくため、9月補正におきまして債務負担行為を設定しており、今後、首都圏のメディアやウェブメディア等を通じて、国内をターゲットとした
広島の魅力発信を行っていくこととしております。
こうした取組によりまして、
G7広島サミット開催後におきましては、本県ならではの食や自然、文化など、本県の観光地の様々な魅力についての国内外からの認知度が大きく向上し、観光客数の増加にもつながっていく効果を有するものと考えております。
G7広島サミットの開催後は、
令和7年の大阪・関西万博や福山市で開催される世界バラ会議なども予定されており、
G7広島サミットの効果を一過性のものにすることなく、様々な施策に取り組んでいくことで、インバウンドをはじめとする国内外からの観光客のV字回復を図ってまいりたいと考えております。
7:
◯要望・
意見(
坪川委員) 繰り返しになりますけれども、
G7広島サミットは、
広島県の魅力を国内外にアピールできるチャンスであります。4月以降、全国旅行支援終了の影響が懸念されておりますが、こうした機会を効果的に活用し、
広島県の魅力の発信に取り組んでいただきたいということがまず1点です。
そしてまた、5月以降は
G7広島サミットの単発的な誘客だけではなくて、ウイズコロナ、アフターコロナを見据えた長期的な観光振興の再構築を行っていただければと思います。併せて要望しておきます。
1点、これは質問ではないのですが、先ほど御
説明がありました12月の警察・商工労働
委員会の集中審議において、原爆ドームや厳島神社、しまなみ海道などに売り込みが集中しており、地域の分散化が図られていないという地域差等について、お伺いいたしました。地域資源を生かしたエリアごとに特色を持った観光地づくりが十分ではないという課題を指摘しましたところ、計画の策定に当たり、県内各エリアの特色や観光プロダクトなどを示したエリアマップの挿入を検討していただけるとのことであります。まさに、当
委員会で福岡県に行った際、観光振興について調査したことが実を結んだと、御礼を申し上げて終わります。
8:
◯意見・
質疑(
森川委員) 先ほど
坪川委員が言われました、この当
委員会で視察をした結果が実を結んだということについて、私も警察・商工労働
委員会の集中審議の際に、エリアごとのマップをつくって、年に2回発行するという提案をさせていただきました。きちんと取り入れていただけたと感じておりますので、感謝を申し上げたいと思います。
それと、先ほどからありましたように、
G7広島サミットは、この特別
委員会の意義と同じく、
広島県から平和、そして県内の魅力をしっかり国外に発信できる、すばらしいものになるのではないかという大きな期待を持っているところです。
私は、県民の税金で
広島サミット県民会議を立ち上げて、おもてなしや、平和発信について活動をされることは、非常にいいことだと思っています。せっかく県民の税金を使うので、県内23市町の魅力をしっかり隅々まで発信してもらいたい。経済波及効果も23市町に及ぶようにやっていただきたい。これは私の
意見だけではなくて、会派のたくさんの皆さんが思っていることだろうと思います。
その中で、
G7広島サミットが行われる前までに
広島サミット県民会議がプレスツアーを3回行うと
説明がありました。この3回にわたって行うスケジュールの中で、どの市町のプレスツアーなのかという話を聞いたときに、全く訪れない市町が何市町もありました。これは、今まで我々会派が要望してきたことと全く違う方向でのプレスツアーだと受け止めました。これには、抗議も申し込みまして、事務総長からもいろいろと、プレスから要望があるところを見てもらうようにしていますという
説明も受けました。そうならば、今回のこの3回については認めます。しかし、今回、この市町に当たらなかったところは、何かの形でぜひともそのプレスの人だけに限らず、例えば旅行会社の人でもいいですし、各23市町の全てを見てもらうような仕掛けができないのかと思っております。その辺りについて、今、答弁できることがあったら、ぜひお伺いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
9:
◯答弁(
広島サミット連携推進担当監) 御指摘のございましたプレスツアーにおきましては、まず、このプレスツアーの目的ですけれども、
G7広島サミットの開催地として世界から注目が集まるこの機会を生かして、主に政治経済を専門とする在京の海外メディアを対象にツアーを実施いたします。その結果、
広島の多彩な魅力や平和のメッセージを世界に向けて発信していきたいと考えているものでございます。
このプレスツアーにつきましては、メディアの取材ニーズを踏まえつつ、メディアの読者が関心を持つテーマ設定を行って実施することとしており、日程などの関係も踏まえましてツアーを組んだものでございます。こうした中、視察先になっていない市町もございます。ただ、視察先になっていない市町につきましては、特産品などをそのプレスツアーでの食事やお土産などに組み入れることなどを今後検討していきたいと思っております。
また、これに加えまして、
広島サミット県民会議といたしましては、国際メディアセンターに隣接する形で
広島情報センターなどを設置することも検討しておりまして、こうした場において、国内外の報道関係者に対しまして、県内各地の様々なコンテンツ、魅力というものを積極的にPRしていきたいと考えてございます。さらには、首脳会議、あるいは食事の場などで地元の食材、県産品などが活用されれば、大変大きなインパクトや効果が生まれますので、こうしたことにつきましても国に積極的に強く働きかけを行っていきたいと思っております。
こうした様々なチャネルを使いまして、効果が県内全域に波及するよう取り組んでまいりたいと考えてございます。
10:
◯要望(
森川委員)
広島サミット県民会議の事務局からの
説明であります。全23市町が、
G7広島サミットをやってくれてよかったと本当に思えるようなものにしていただきたいと強く要望しておきたいと思います。やり方はいろいろとあるのでしょうけれども、各市町のトップと観光協会の会長等を招く形でもいいです。そして、プレスの人たちの前でプレゼンをしていただくとか、いろいろな方法が考えられると思います。皆さん、知恵を絞っていただいて、県民を挙げて、この
G7広島サミットが開催されてよかったと思えるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
それから、我々県議会の定員は64名で、今は58名ですが、この4月が改選で、皆さんが残っているかどうかは私も含めて分かりませんが、県議会議員も非常に期待して、いろいろな
意見を言っています。我々もどこかで参加できたらありがたいと思っていますので、何かの形で参加させていただけたらと思います。このことも要望して終わります。
11:
◯質疑(
栗原委員) 今日は最後ということでございますので、観光振興の分野とそれから平和について、少しお伺いしたいと思います。
観光の分野で、
ひろしま観光立県推進基本計画の計画案が出ております。これに沿ってこれから進めていくということだと思うのですが、その中で総花的な目指すべきところがもう少しはっきりしないと、個人的には思っております。大ざっぱなお伺いの仕方になろうかと思うのですが、これからコロナが終息することを前提として考えると、先ほども海外路線の話もありましたけれども、インバウンドをどう呼び込むかというのは、やはり次の大きな鍵だと思うのです。インバウンドの呼び込みとして、もう計画の中に入っているかもしれないのですが、どのように呼び込みの取組を進めようとされているのか、もし具体的な話があれば、お伺いしたいと思います。
12:
◯答弁(
観光課長) 委員御指摘のとおり、目指す姿のところで、インバウンドの取り分について具体的な記載が少ないかもしれません。計画でいいますと、取組の施策の方向性等を書いているページ、例えば21ページで、2つ目の丸でインバウンド需要を踏まえた持続的な観光プロダクトの開発等を行っていくというのがまず一つと、さらに、22ページで
広島のファンの増加とありますけれども、ここでターゲットに応じたいろいろな戦略を進めていくこととしております。この計画の位置づけとしては、観光推進体制が3年前に変わって、この計画の中では県としての大きな方向性を記載して、具体的な取組は、これを基に新たに観光連盟でさらに深掘りした戦略をつくっていくこととしております。
今、その中で考えていることを申し上げますと、インバウンド、まず欧米豪につきましては、これまでどうしても関西からのゴールデンルートの観光客を本県に引き込んでいくことが弱かったので、昨年、京都市観光協会と本県の観光連盟で連携協定を締結しております。そうしたところと連携して、関西からのインバウンド観光客を引き込んでいく施策に注力していきたいというのが一つございます。
本県は欧米豪の観光客が多いという特徴があります。欧米豪の観光客は全国で見れば非常に大きく、全国を訪れるアジアの観光客の4割程度が関西空港と福岡空港を使っております。当然、
広島空港をターゲットとした取組を進めていくのですが、関西空港や福岡空港と連携して、アジアの観光客を引き込んでいくという取組を進めていきたいというのが一つです。
また、その取組に当たりまして、アジアの中で、幾つか観光を引っ張っていくトレンドの国があります。それが香港であったり、シンガポールであったりということになりますが、そうしたアジアを先導する国に対して、深掘りした、注力した誘客を行っていくとともに、あとは台湾の観光客が本県は非常に多いので、そこにつきましても積極的な取組を進めていきたいと考えているところです。
13:
◯意見・
質疑(
栗原委員) 今、関西空港の話が出ましたけれども、これからお話しするのは大阪府泉南市の話です。ここは、関西空港からすぐそばではあるのですが、観光客がそこを通り越して京都であり、大阪であり、そして、今、
広島はそこから引っ張ってこようとするわけですが、そのようなところに全部行ってしまうので、この一番そばにある泉南市に全く観光客がとどまってもらえないということが課題にあったのですが、実はここは、公有地をPFIで開発して、関西空港で降りた人が一旦とどまるところとして、年間150万人が訪れる都市公園になりました。これは今、コロナによって滞ったりもしているわけですが、そのようないろいろな形で開発したり、思い切ったことをしながら誘客、観光客を引っ張ってくるということをやっているまちがあります。
先ほどもお伝えしたように、関西空港から観光客を引っ張ってくるという部分もあると思うのですが、これから先、やはり
広島空港に降りてくる海外からの観光客をどう
広島にとどめさせるのか、とどまってもらうかということを考えると、今度は
広島空港の周りをどのようにしていくか等、これはもう観光課の話ではないのかもしれません。これは県全体としての話かもしれないのですけれども、もう少しそういった意味で、観光ということを本当に政策の柱にするとなれば、県を挙げて、そうした公有地を、このようにPFIで新たな取組を行って150万人が来るようなところにしていく等、大胆な発想が必要なのではないかと思っております。これは観光という一つの小さな枠組みの中だけの話ではなくて、全体的な話かもしれませんけれども、しっかりその点についても、これからもう少し大きな目線で観光客誘致を考えてもらいたいと思います。
その中でもう一つ言えることは、今度は先ほどの話の逆になるのですが、アフターコロナ、要するに、コロナの終息後がインバウンド頼りで本当にいいのだろうかという、逆説的な課題が見えてきます。その中で、今、コロナの感染拡大があったことによって、旅行しながら仕事をするなど、ワーケーションという仕組みはコロナを契機として旅行形態が変わってきたわけです。やはりこのような新しい動きもしっかり捉えないといけないと思います。ある企業の方が言われるには、ワーケーションで気に入った土地に長く滞在する人が今後増えるのではないかと、それぐらいワーケーションがどんどん今、増えており、コロナをきっかけとして新たな流れができている。もう一つは、今までは要するに旅行というと週末とか大型連休等でしたが、ワーケーションに言われるとおり、平日でもそのような観光の仕組みづくりができるということを表しているわけですけれども、新たな取組という観点ではどのようにお考えなのでしょうか。
14:
◯答弁(
観光課長) 今回のこの計画の現状の中でもワーケーション等のニーズの変化のところには触れておりまして、プロダクトであるとか、受入れ環境の整備につきましても、そうした観光ニーズを常に把握しながら進めていかないといけないと考えております。
先ほども委員からもう一つ、その前に質問のありました空港の話なのですが、そちらにつきましても、23ページに3つの柱を支える土台づくりということで、4つ目の丸に移住・スポーツ・農林水産・空港など観光に関連する県庁他部局や関係団体との連携を強化ということを記載しておりまして、今後観光を進めていく上で、我々、商工労働局の観光課だけでは難しい面もあると思っております。先ほどの御
意見等も含めまして、この空港や港湾セクション等とも連携して取組を進めていければよいかと考えているところでございます。
15:
◯要望(
栗原委員) ここにも、MICEも出ておりますけれども、しっかり推進するということで、具体的にどのような形になっていくのか非常に期待していますので、どうかよろしくお願いします。
観光については以上でございます。とにかくこのような形で観光に、これから力を入れていく以上、やはりよい形にしてもらいたいですし、
広島県にとっても誇りになってもらわないといけないと思っていますので、よろしくお願いします。
あともう一つは、国際平和というように、今回の特別
委員会として、少し角度が違うといえば違うのですが、実は、旧
広島陸軍被服支廠について、これは要望にとどめておきたいと思うのですが、現在、幅広い世代の県民等で構成するワークショップと有識者等で構成する懇談会において、この活用についての検討が進んでいるということなのです。先日の報道によりますと、懇談会で示されるのは大まかな方向性のみと聞いております。活用策の決定について、もう少し時間がかかるというのは、仕方がないのかもしれませんが、一つは安全性確保のための耐震補強とか、保存のための老朽化した箇所の修繕というのは、早く着手しないといけないものだと思いますので、ぜひこれは大事な建物でもありますし、また保存を決めた以上は、できるだけ早く着手していただくように要望しておきたいと思います。
また、もう一つは、旧
広島陸軍被服支廠について、被爆の生き証人ということで、保存と活用についていろいろと議論がなされたわけですが、貴重な歴史的価値を有する建物であるということを十分踏まえまして、活用策の検討結果を基にして、国や
広島市としっかり議論を進めていくことになると思います。4棟ある中の少なくとも1棟は、ぜひ被爆の実相を後世に伝える、平和に関する施設となっていただくように要望したいと思います。これは、国際平和というこの特別
委員会と少し角度が違うかもしれませんが、施設としてぜひ活用してもらいたいということを申し述べておきたいと思います。もし何か答弁があればいただきたいと思いますが、これは、要望としておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
16:
◯答弁(
平和推進プロジェクト・
チーム担当課長) 旧
広島陸軍被服支廠につきましては、被爆の実相を今に伝える被爆建物の一つとして重要な建物であると認識しております。保存、活用方法の検討につきましては、現在、総務局で検討を進めているところでございまして、必要に応じまして、地域政策局としましても連携して進めてまいりたいと思っております。
17:
◯質疑(
犬童委員) それでは、私から総括的に質問を行っていきたいと思います。
要望が中心になりますけれども、一つは、この瀬戸内海の観光問題について、世界遺産化している宮島もそうですが、朝鮮通信使あるいは遣唐使船のルートの問題も含めて、シルクロードから始まって中国、朝鮮へ渡って、瀬戸内海に来るというルートを国際観光でもっと生かしてよいのではないかと考えています。いろいろなものを磨いて、いかに
広島、瀬戸内海と結びついているかということをもっとアピールするべきだと私は日頃思っております。海の道構想もそうですが、シルクロードから含めて日本に来た文化的なこと等も少し情報発信を行っていき、海外にも理解してもらうという取組をぜひ行ってほしいと思いますから、その点の取組はどうしているのか、どうしていくのかということです。
それから、2つ目は、国際平和の問題です。
先ほどありましたように、
広島にやはり人が来るというのは、被爆県として洗礼を受けて、残念なことですが、それによって
広島は平和の聖地としての国際的な注目を浴びているわけです。観光という言葉では少し言いにくいのですが、やはり人が来るということになると、
広島をいかに平和の聖地として、訪れると勉強になる、あるいは、感動を与えられる地域にするということを、
広島市を中心に、私はもっと言ったらいいのではないかと思います。市内にもたくさん被爆建物がありまして、特に平和公園の原爆ドームだけが目立つのですが、市内にはほかにもたくさんあるわけです。今の旧
広島陸軍被服支廠の問題もそうですが、あるいは海上警察の建物も残っており、私はよく行きます。ほかにもたくさんあります。東北等では、このような遺構もまとめて世界遺産にするという取組を行っているそうですが、私は、旧
広島陸軍被服支廠はもちろん文化財としてもですが、世界遺産にしていく、あるいはほかの被爆建物を合わせて、世界遺産化していくことに取り組んでいくべきだと思います。その辺りについての見解をお聞かせいただきたいと思います。
それから、これは注文しておきますけれども、旧
広島陸軍被服支廠は、単なるショッピングセンターやお祭りをするところであっては困ります。何が何でも、やはりここは被爆建物として反核、平和、
広島の体験を伝えていく場にしてほしい。何でもよいので、空き家があるから何かをつくればいいのではなく、皆さん方でも、そのような方向性をきちんと示して、有効な使い方をしてもらうようにお願いしたいと思います。
それから、3つ目です。やはり国際観光に関わるのですが、
広島県は山があり、平野があり、農地があり、海があり、島がある。このように非常に地形の変化に富んだ県なのですが、先ほどありましたように、特に宮島と原爆ドームに偏っています。海外からのお客さんにしてもそうです。私はもう少し県内の山や海や平野、そこに立派な文化財があり、いろいろなことがあるわけです。体験型の観光をもっと進めていく必要があるのではないかと思います。例えば、昔から言いますが、
広島県の海に来て、自分たちで魚を捕って、自分たちで料理をして食べる。あるいは、柑橘類なら例えば、ミカンをもいで、ジュースを作って自分たちで飲む。山なら山でそれに類するものはたくさんあると思います。そのようなものをもっと地道に取り組んでいったら、各市町でこれというものが必ずあると私は思います。ただ見ていただきたいだけではなくて、体験型の観光をどうしたらいいのかということを突き詰めていただきたいと思っています。
3つを申し上げました。それから、私は大崎上島によく行きます。あまり食べるところはないのですが、私は行ったら必ずラーメン屋に行っており、若い男女が一緒にお店に入っています。あなた方はどこから来たのかと聞くと、大阪からとか、名古屋から来たというわけです。何をやりにここに来たのかを聞いたら、ここのラーメンを食べに来ましたと言うのです。交通費のほうがラーメンよりずっと高くなるのですが、結局、インターネット等で、そこのラーメン屋が人気だそうです。わざわざ若い人が、新幹線に乗ったり、フェリーに乗ったりして来るということは、魅力がある。そのようなところにやはり若い人は来る。呉でも、やはりラーメン屋があり、冷麺屋があります。夏でも冬でもよく並んでいますが、10人、20人が並んで食べています。私はそこまでして冷麺を食べないといけないのかと思うのですが、やはりインターネット等で見て、来ています。尾道のラーメン屋にもたくさん人が来ていますので、いいものをつくって、発信していったら、やはり国内外から人は集まるということですから、ほかにもブラッシングして、もっと地域のいいものをアピールしていくような取組を私はぜひ行ってほしいと思うのですが、何か御
意見がありましたら聞かせてください。
18:
◯答弁(
観光課長) まず最初にありました瀬戸内海における朝鮮通信使であるとか、遣唐使船の話でございます。コロナにおきまして、
外国人も、一つの地域に滞在して、深くその地の生活や文化を体験するというようなニーズも非常に高まってきていると思っており、そして、今、委員の御
発言がありましたような文化、歴史というものも非常に今後の観光に重要な役割を果たしていくかと思っております。瀬戸内ということでありますと、せとうちDMOとも連携して、まさにそうした視点からの今後のプロダクトの開発であるとか、ブラッシュアップ等を図ってまいりたいと思っております。
平和につきましては、観光においても平和という要素は非常に重要だと思っておりまして、ビジョンの観光の中でも一番に上げさせてもらっております。これまでの現状でいいますと、インバウンド等を対象に被爆、平和に関わるいろいろな施設を巡るレンタサイクルを活用したツアーであるとか、これは
広島市中心ですが、そこからさらに江田島などの地域に広げて、現地の体験をするというようなプロダクトの開発等を進めているところでございます。
恐らくその後の質問にも絡むと思いますが、そのような意味で、2つの世界遺産も当然大事なのですが、それ以外の県内の魅力を高めていくために、生産者等と連携したプロダクト開発も随時進めているところですので、引き続きそうした取組も進めていきたいと思いますし、最後に委員がおっしゃいました飲食店等において、人気があって全国から人が集まるというところもございます。そうしたお店とも連携して、さらに誘客を拡大するようなプロモーション等の取組も進めてまいりたいと考えております。
19:
◯要望(
犬童委員) 取り組まれているようなのですが、もっとそこに力を入れないと、一部分だけに人が集まるのではなくて、県内各地に体験型で行ってもうらうことが必要だと思いますから、ぜひ取組をしていただきたいと思います。
(5) 閉会 午後1時50分
発言が指定されていません。
広島県議会 ↑
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